びきび痕とは?
にきびが悪化して炎症を起こしたあと、破裂して膿が出てしまうと、上手くいけばきれいになおりますが、下手をするとにきび跡となって残ってしまいます。
イチゴの表面や、みかんの皮のようにデコボコした肌、月面のクレーターのような大きなくぼみができてしまった肌、こんなにきび跡に悩まされている人も多いのではないでしょうか。
ではどのようにして、にきび跡とはできるのでしょうか。
ヒトの皮膚は、傷ができても数日で治ってしまうように自分で治す自然治癒力を持っています。
そのとき固い治癒性のコラーゲンがたくさん作られて、傷を治してくれます。
それと同じことが毛穴にも起きていて、にきびが破裂して毛穴が傷つくと、治癒性のコラーゲンが集まってきて開いた毛穴がそのまま固まってしまいます。そうなったのがにきび跡となります。
小さなにきび跡は単なる毛穴の開きのようにも見えますが、実はまったく違うものと言えます。
毛穴の開きならサッと治すことができますが、にきび跡はそういうわけにはいきません。
しかし、にきび跡は赤ちゃんの肌のようにすべすべに治すことは不可能ですが、時間とお金をかけて徐々になめらかにする方法もあります。
ピーリングは、続けることで肌のデコボコが徐々に小さくなってきますが、肌への刺激が強く危険が伴うので、必ず専門家に施術してもらうようにしましょう。
美容皮膚科での治療には、ダイアモンド粒子を肌に吹き付けて研磨しデコボコをなくすダイアモンドピーリングや、毛穴にコラーゲンなどを注入して見た目に肌を平らにする方法、レーザーでコラーゲンを再生させる方法などがあります。
こうした美容皮膚科での治療も、厳しい目で施術者を選ぶ必要があります。
あなたの大切なお肌を託すわけですから、信頼のおけるドクターにお願いしたいものですね。